18歳未満のご相談は、社会福祉法人嬉泉で
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相談事業

おとなTOSCA 相談事業
相談業務では、本人やご家族、関係機関の方々から寄せられる、発達障害に関連する日常生活上のさまざまな困りごとについて、一緒に整理を行っています。具体的な課題に対しては、助言や情報提供を行うほか、必要に応じて地域の関係機関へつなぐ支援も行っています。
お電話でご相談ください
諸事情により、電話で話すことが困難な方は、こちらからご相談ください。
相談例

発達障害の特性があるように思える。発達障害の診療を得意としている医療機関を知りたい。

仕事に就くために、発達障害の特性や職業の適性について相談できる機関を知りたい。

発達障害の診断が出ている。自立した生活を送ることができるようになるための訓練等が受けられる機関の情報について知りたい。

現在大学生の子どもがいるが、発達障害の診断がついている。学生生活を送るうえで助けになるような支援があれば知りたい。
よくあるご質問とその答え(企業向け)

その場の状況にそぐわない言動、悪気なく周囲を疲弊させる言動が多々みうけられます。発達障害ではないでしょうか。
[ おとなTOSCAからの回答 ]
企業の方から寄せられることの多いご質問です。
発達障害の診断には、詳細な生育歴の聴取が必須となります。幼少期の養育者からの情報や母子手帳、小学校時の通知表などをもとに幼少期の発達歴を聴取し、現病歴と照らし合わせて専門医が総合的に診断します。
ですので、「現時点での困りごと」の把握のみで発達障害の診断はつきません。
また、ご本人がいない状態で診断することもできません。

無自覚な本人に受診を勧めることはできるでしょうか。
[ おとなTOSCAからの回答 ]
これも企業の方からよく聞かれるご質問です。
ご本人は無自覚であり職場内の同僚や上司など周囲の方がご本人の医療機関への受診を希望されているケースが非常に多いです。
職場の方としてはご本人の利益になるべく受診を勧めたとしても捉えられ方によってはパワハラと受け止められる可能性もあります。まずはご本人との信頼関係が構築されていることが大前提ですが、個人の人格面への叱責ではなく、あくまでも業務上の問題点に焦点を当てた話し合いの場を設けましょう。
そして、「周囲があなたに困っているから受診しなさい」という表現ではなく、「あなたが仕事をしていく上での困りごとについて、医療機関に相談するのも一つの手段であるのでは」とご提案されてみてはいかがでしょうか。
