18歳未満のご相談は、社会福祉法人嬉泉で受付けています こどもTOSCA

おとなTOSCAの仕事内容(相談事業) 

東京都発達障害者支援センター(TOSCA)おとな部門(通称「おとなTOSCA」)の仕事内容は、以下の2つに大別されます。

相談事業
※18歳以上の都内在住在勤の方が対象

地域支援・普及啓発事業
※関係機関向け

相談事業

東京都発達障害者支援センター(TOSCA)おとな部門 通称「おとなTOSCA」は、
東京都からの委託により18歳以上の都内在住・在勤のご本人やご家族からの相談を承っています。

  • 相談方法

まずはお電話にて相談ください。
なお、ご相談内容、状況によっては、後日、来所相談予約または電話相談予約をご案内させて頂くこともございます。
ご理解、ご協力の程お願いいたします。

問い合わせの前に
  • 相談料は無料です。
  • 原則お電話での相談となります。非通知設定のお電話については対応できかねます。必ず電話番号を通知の上ご連絡くださいますようお願いいたします。
  • お掛けいただいた電話にて、そのまま相談をお受けいたします。相談内容によっては15~30分ほどお時間を頂戴することもございますので、出来るだけ時間に余裕を持ってお掛けください。
  • 諸事情によりお電話での連絡が困難な方は、お問合せフォームよりお問合せください。
    なお、お返事には日にちを数日頂く場合がございます。予めご了承ください。
  • 事前のお約束無しでの来所はご遠慮ください。お約束無しで来所された場合、対応は致しかねますのでご了承ください。
  • 当センターでは以下の行為は行っておりません。
    1. 発達障害の診断または発達障害の有無の見極め
    2. カウンセリング
    3. 心理検査などの各種検査
    4. 訓練
    5. 職業の斡旋 など
  • 長期的また継続的なサポートは行っておりません。
    より多くの方のご相談に対応するため、ご利用は原則1回までとさせて頂いております。
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受付時間
(年末年始・祝日は除く)
午前9時~午後5時第1・3
第2・4・5
※第2.4.5週目の水曜日は、地域支援・普及啓発活動で外出しております。ご理解の程お願い申し上げます。

電話番号 ☎:03-6902-2082

  • 相談例

発達障害の特性があるように思える。発達障害の診療を得意としている医療機関を知りたい。

仕事に就くために、発達障害の特性や職業の適性について相談できる機関を知りたい。

発達障害の診断が出ている。自立した生活を送ることができるようになるための訓練等が受けられる機関の情報について知りたい。

現在大学生の子どもがいるが、発達障害の診断がついている。学生生活を送るうえで助けになるような支援があれば知りたい。

よくあるご質問とその答え(企業向け)

その場の状況にそぐわない言動、悪気なく周囲を疲弊させる言動が多々みうけられます。発達障害ではないでしょうか。

おとなTOSCA

企業の方から寄せられることの多いご質問です。
発達障害の診断には、詳細な生育歴の聴取が必須となります。幼少期の養育者からの情報や母子手帳、小学校時の通知表などをもとに幼少期の発達歴を聴取し、現病歴と照らし合わせて専門医が総合的に診断します。
ですので、「現時点での困りごと」の把握のみで発達障害の診断はつきません。
また、ご本人がいない状態で診断することもできません。

無自覚な本人に受診を勧めることはできるでしょうか。

おとなTOSCA

これも企業の方からよく聞かれるご質問です。
ご本人は無自覚であり職場内の同僚や上司など周囲の方がご本人の医療機関への受診を希望されているケースが非常に多いです。
職場の方としてはご本人の利益になるべく受診を勧めたとしても捉えられ方によってはパワハラと受け止められる可能性もあります。まずはご本人との信頼関係が構築されていることが大前提ですが、個人の人格面への叱責ではなく、あくまでも業務上の問題点に焦点を当てた話し合いの場を設けましょう。
そして、「周囲があなたに困っているから受診しなさい」という表現ではなく、「あなたが仕事をしていく上での困りごとについて、医療機関に相談するのも一つの手段であるのでは」とご提案されてみてはいかがでしょうか。

受診さえすれば、何とかなると思うのですが…

おとなTOSCA

医療機関に受診し、発達障害(ASD、ADHD)との診断を受ければ状況がすべて改善すると期待されている方も多いです。
しかし、現時点では、ASDと診断がついたとしてもASDの特性をやわらげる投薬治療は保険診療では行われておりません。ADHDに関してはいくつかの治療薬がありますが、投薬ですべての問題が解決するわけではありません。
また、ASD、ADHDと言っても各人で特徴は千差万別であり、ASDだからこの対応、ADHDだからこの対応、と画一化されているわけでもありません。
ご本人の特性を、ご自身と周囲の方々が理解し、ご本人の強みを生かした適材適所の職場を得ることや、学習しやすい学校環境を整えるなどの環境調整が治療の要になっていきます。

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